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Sant’Efisio 聖エフィジオ祭

毎年5月1日に州都カリアリで行われるヨーロッパ最大の宗教行事。 当時大流行していた黒死病ペストを鎮めてくれた聖エフィジオへの感謝の気持ちとして1657年から行われているお祭りで、サルデーニャ各地から伝統衣装を身にまとった島民が集まり、何千人もの行列となって聖人の像を殉教の地まで運びます。 見どころは何といっても伝統衣装! 村ごとに伝統衣装が異なり、そのどれもが競い合うかのように豪華絢爛。 手の込んだ色とりどりの刺繍とレース編みのショールやベール、金銀のサルデーニャジュエリーに包まれたエキゾチックなサルデーニャ人女性と控えめな色合いの衣装に特徴的な帽子とブーツをはいた男性たち、生花や果物で美しく装飾された牛車やそれを引く牛たち。。 ヨーロッパでもっとも絵画的と言われるお祭りです。

CARNEVALE カーニバル

イタリア全土同様、サルデーニャでも1,2月になると各地でカーニバルの行事が行われます。 ただ、サルデーニャのカーニバルは一般的なカーニバルのイメージからはかけ離れているかもしれません。 大地、農作物に密着したこの行事の起源はとても古くて、華やかで開放的な雰囲気はなく、むしろ厳格で時には原始的、神秘的な雰囲気に包まれます。

一番よく知られているオリスターノOristanoのカーニバル“サルティリア”とマモイアダMamoiada村のカーニバルをご紹介しましょう。

Sartiglia サルティリア

中世に起源をもつこのお祭りは島の西部オリスターノOristanoの町で行われる、サルデーニャ島でもっとも有名で華麗なカーニバルです。 

疾走する馬上から星形の的を剣で射抜き、その射抜いた星の数でその年の収穫を占うのがこのサルティリア。 主役は騎士道を体現したかのような“クンポニドーリ”とよばれる騎士団の長で毎年厳格な審査を得て選出され、このカーニバルでもっとも重要な役割を果たします。 伝統衣装に身を包んだ美しいサルデーニャ女性たちが、勇気と純潔、強さの象徴であるクンポニドーリにたっぷりと時間をかけながら厳かに衣装を着せてゆき、最後に神秘的な真っ白な仮面をつけた瞬間からその純潔な存在は穢れの多い大地に触れないよう終日を馬上で過ごすことになります。

星にあいた小さな穴を射抜くのは容易ではなく、さらに射抜いた星の数によってその年の収穫が決まるとされるため、クンポニドーリを先頭に剣を抜いた騎士たちが次々と馬場を駆け抜け星を射抜くたびに観衆の興奮を駆り立てます。

カーニバルの締めくくりとして、勇敢さを披露するために男たちが馬上で命がけで展開するアクロバティックな“パリッリア”も必見です。

マモイアダ村のカーニバル

 

サルデーニャ内陸部のマモイアダ村は人口2500人ほどの小さな村ですが、毎年2月になるとこの少し変わったカーニバルを一目見ようと世界中からたくさんの人が訪れます。

カーニバルの主役は“マムトーネス”。 黒い毛皮にカウベルを無数に背負い、顔には木彫りの黒くてグロテスクな仮面をつけた獣のようなマムトーネスと、それとは対照的にきれいな白い仮面と赤白の衣装をつけた“イッソハドレス”が町を練り歩きます。 不気味なマムトーネスが独特のリズムで飛び跳ねるたび、背中のずっしりとしたカウベルが響き渡り、村は原始的な雰囲気に包まれていきます。 この儀式の起源には諸説ありますが、この二者が善と悪を象徴し、当時島民を苦しめていた侵略者への抵抗や豊作の祈りを表している、などと言われています。

ちなみにイッソハドレスが投げる縄に捕まった人には幸運が訪れると言われていますので、みなさんもマモイアダ村に行って捕まえられてみましょう!

I Candelieri ろうそく祭り

毎年8月14日にサルデーニャ北部サッサリSassariで行われる大きなロウソクのお祭り。 中世から続く伝統的なお祭りで2013年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されています。 

起源はピサの支配下にあった13世紀半ばにさかのぼると言われ、17世紀からは大流行した黒死病ペストの終息を聖母マリア様に感謝するための宗教行事として毎年、聖母被昇天の前日8月14日の午後から深夜にかけて行われるようになりました。

お祭りでは大工や農民、鍛冶職人など職業ごとに10のグルーブがそれぞれ華やかに装飾された400キロもある大きな木製ロウソクをかつぎ、音楽隊が奏でる音色に合わせて軽快に回りながら聖マリア教会までロウソクを運び奉納します。 巨大ロウソクを持ち上げる屈強な男たちと、それを盛り上げる見物客が一体になって盛り上がる楽しいお祭りです。